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2017/11/13 08:49

9月中旬~11月の間に旬を迎える「マコモダケ」をご存知ですか?

約1か月ほどしか食べることができず、一般的なスーパーではあまり見かけることがないため、馴染みの浅いマコモダケ。
しかし、その効果は驚くほどあります。

今回は前半・後半に渡ってご紹介します。


マコモダケは池や沼などの水辺に生える、イネ科の多年草です。秋になるとお米のような実をつくります。
この実の部分とは、マコモという植物の肥大化した茎の部分のことをいいます。

箱の中に入っているのがマコモダケです。


マコモは東アジアを原産とし、葦(あし)の仲間の植物です。
大きな稲のような姿をしており、
2m以上の草丈まで成長します。



その成長したマコモの茎の部分に黒穂菌(くろぼきん)とよばれる菌が寄生し、茎の根元を肥大させます。これをマコモダケと呼び、食用として食されています。

中心部から広がる黒い斑点が黒穂菌です。



神の草・マコモ(真菰)
マコモは漢字で「真菰」と書きます。
その名前の由来はマコモが多く群生する三重県菰野町(こものちょう)が由来といわれています。
また古くからの諸説には、お釈迦様がマコモの葉を編んでムシロをつくり、その上で病人の治療をしたという話と、お釈迦様がとても可愛がっていた象に、
食べさせたのがマコモの葉という話もあります。


マコモ(真菰)は、日本最古の書物「古事記」や「日本書紀」「万葉集」にも記載され、全国の神社で神が宿る草として神事に利用されてきました。大分県の薦神社の三角池に生えるマコモを御神体とするところも見られ、全国各地で無病息災を祈願するマコモの神事が行われています。


出雲大社では、毎年6月1日に涼殿祭が行われていますが、この日、神職一同は、本社の東方100メートル余りの出雲森に参道して祭事を行い、御手洗井に至るまでの道筋にマコモを敷き立砂を盛り、国造はこの上を歩きます。また、出雲系の神社のしめ縄は、マコモで作るのが正式とのことです。




マコモには水質浄化の働きと多くの生物の生育環境をつくってくれるといわれています。
沼や湖、河川、田んぼなどの水質を整える浄化力に優れているため、昔からお風呂に入れて使われてもいます。マコモは水を腐らせる湯垢や体から出る老廃物を、マコモの耐熱菌が分解して浄化することにより起こっているといわれています。


例えば、マコモの葉やマコモの粉は漆のつや出しや、粽(ちまき)、羊羹(ようかん)をマコモの葉で巻く、そしてマコモの根を粉末状にしてお風呂に入れると、水が腐らないなどといわれています。

また、マコモはすぐれた体内浄化作用も持ち合わせているので、アトピーや切り傷などに最適だともいわれています。




マコモ菌(耐熱菌)の話

これまでの生物学の常識では、細菌類は70~80℃でほとんどのものが死滅すると言われてきました。
ところが、マコモタケに生殖する微生物は、数百度の高熱にも耐えられる生命力を持っているのです。

この耐熱菌はマコモの中でもともと生育しているのではなく、耐熱菌がマコモに生殖します。

この微生物の正体については大学病院などで研究されていますが、未だ解明されていません。
ただ明らかになっていることは、自然界の構成要素である「光」と「水」と「空気」と「土」、そして「植物」と「動物」とが自然の法則にかない、かつ適切なバランスのもとに集約されたときに、はじめて耐熱菌が発生するということです。

これについて一部の科学者の間では、「この単細胞生物(耐熱菌)は、古代生物の再来」との説があります。


ある識者は、「マコモの研究は、地球上に初めて生命が誕生した時の神秘を解明できるのではないか」、「地球上に初めて誕生した植物はイネ科の植物だったのではないか」などとも推測しています。

すなわち、この不死身の微生物は生命の根元であるといえましょう。




マコモという植物がとっても未知なる植物でなんだかとっても興味が湧いてきます。
そこで人にとってはどんな作用があるのかを調べて見ました!



マコモ(真菰)の健康促進効果

中国の代表的な古書「本草綱目」には、マコモ(真菰)が肺・心臓・肝臓・脾臓・腎臓の五臓を利し、毒を消すとあり、日本の有名な薬学書「和漢薬」には婦人病に効くと記されています。
そして、医学博士である角田幸吉氏は、動物実験によるマコモの薬学的研究結果を学会に報告し、大きな反響を呼びました。




1.毒性・副作用無し

動物実験によって、マコモのエキスを皮下投与、経口投与したところ、死亡率はゼロでした。


2.血圧を下げる作用

高血圧が自然発生したラットの実験の結果、脳卒中、心臓発作を予防する効果が認められました。すなわち、コレステロール値を正常にする作用が確認できたのです。


3.ホルモン分泌の促進

私たちの体に最も大切な副腎皮質ホルモンが活性化したことが確認されました。

このホルモンの分泌が促進されると、白血球やリンパ球が活発になり、毒素を体外に排出する働きが増進されるのです。


4.免疫力を強化
抵抗力・免疫力のことを専門用語では「補体価」と言いますが、通常の補体価は30~50であるのに、マコモのエキスを与えたところ88という驚異的な数値を示しました。


5.血液の浄化
マコモエキスを与えた動物の血管は強化され、そのため血流がスムーズになります。


6.悪性腫瘍の増殖を抑える
マコモには、マクロファージ(大食細胞)という細胞を活性化させ、細菌やウイルスを包み込んで体外に排出する働きが認められました。


7.血糖値の低下

マコモエキスを与えたところ、インシュリンの分泌が促進され、血糖値の低下が確認されました。



~☆マコモダケの栄養素☆~

まこもだけには食物繊維が豊富に含まれることが最大の特徴になります。
便秘解消に必要な食物繊維ですが、腸内の善玉菌を増やし腸内環境をスムーズに整え排泄を促してくれます。

人にはそれぞれに腸内フローラを持っており、必要な善玉菌も人それぞれ・・。マコモダケはその人の善玉菌を活性させてくれるという嬉しい作用があります。


また、過剰なコレステロールを排出したり、糖質の吸収抑制、生活習慣病の予防にも役立ちます。


腸がキレイになると美肌効果やアンチエイジング効果もみられ、免疫力がアップしさまざまな不調にも効果的です。

 
そしてカリウムも含みます。カリウムはデトックス力を高める栄養素で、酵素を活性化させる働きも持ち合わせています。
エネルギーの代謝や神経伝達、筋肉の収縮の補助的な役割もしています。

また、解毒機関の肝臓にたまった老廃物の排出を促し、利尿作用や体内の過剰な水分を排出することからむくみ解消にも効果があります。

まだまだあります!クロロフィル、クロロフィルは
植物の葉緑体に含まれている緑色色素で、からだの隅々まで酸素を届ける効果があり、貧血の予防・改善効果が期待できます。

また、高血圧や動脈硬化の原因となるコレステロール値を下げ、血中コレステロール値を正常化します。

さらにクロロフィルには、体内に蓄積した残留農薬やダイオキシンや有害金属などを排泄する働きもあります。


マコモダケはケイ素も多く含有します。

ケイ素の濃度が体内で低下すると、アルツハイマー病のリスクが高まると言われています。

ケイ素にはアルツハイマー病に有害なアルミニウムを排出させる作用があることから、注目を浴びています。



まだまだ続くよ!マコモあるある話は後半へ。
そして今年、私たちが育てたマコモはどぉ~なるぅ?!













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