「ピッタとは」


ピッタはアーユルヴェーダでいう3つの生命エネルギーの一つで、火の性質をもっています。
体内では、消化や代謝を司り、皮膚、眼、血液、十二指腸や小腸などではたらきます。

ピッタのバランスが良い状態の時は、体力的にも問題なく、精神的にも純粋な性質が増え、知的でよいリーダーシップを発揮します。



逆にバランスが崩れると、湿疹や眼の充血、胸やけや慢性的な微熱などの症状が起こります。
さらに悪化すると、胃・十二指腸潰瘍、下痢、皮膚病などを引き起こします。

精神的には何かと批判的になり、短気で怒りっぽくなってしまいます。
ピッタを増やす原因としては、ストレス、塩味や辛い味の摂り過ぎ、お酒の飲み過ぎ、長時間暑さや日光にあたること。

ピッタのバランスを整えてくれるのは、甘い味の果物、苦みの野菜。今の季節なら、秋ナスや冬瓜、ゴーヤ、甘いブドウ（特に色の黒いもの）や梨がオススメです。


秋の夜長に甘い飲み物と一緒に月を眺めることも、ピッタを鎮静させる効果があります。日本の伝統行事、秋のお月見は理に適っているんですね！ぜひお試しください。


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